引き続き読んでいきます。
読んだ本:さみしい夜にはペンを持て(著:古賀史健)
タコジロー君はヤドカリのおじさんの誘いでサンゴの森へ行きます。(4章)
そこでタコジロー君はヤドカリのおじさんから大事な事を教わります。
書こうとしていたものは日記っぽいもの?
・書きたい事があれば、日記は楽しく書くことができる
・せっかく日記を書くなら、毎日楽しく書きたい
・書くことを好きになろう!
▶話題があると日記を書くのも楽しくなるものです。続けていく日記なら、楽しいことにこしたことはありません。私も書くことを好きになりたいなと思いながら読んでいます。
表現力が上がると自由になれる
・使える言葉の種類が多いほうが、表現の幅が広がる(自由になれる)
・使える言葉はたくさんあった方が良い
・ボキャブラリー(語彙)を増やすには?
知っていて、使えると良い。どんどん言葉を知って、使って、どんどん言葉を増やしていこう。
・出来る事が増えると、書くことが面白くなる
・ボキャブラリーはペンの太さ、筆使いは文章の流れる時間
言葉をたくさん知っていると、ペン先は細くなる(繊細に表現が出来る)
筆使いをゆっくりにすると、書いている文章の流れをゆっくりに出来る。
・スローモーションと早送り
スローモーションは一つの場面を丁寧に書くこと。
早送りは箇条書きのようにシンプルな文を書くこと。
「書こう」と思うと、カメラはスローモーションに切り替わる。
・メモは言葉の貯金
言葉はすり抜けていく感情をキャッチする。本当は色んな事を見て・聞いて・感じている。
思い付いたこと・気になったことを何でもメモしておくと、日記がより楽しく書けるようになる。
▶普段頭の中で言葉がグルグルするので、私もよくメモに書き出しています。それをもとに日記を書いたりすることがあるので、日記を書くうえでメモって大事なんだなと思いました。
また日記の文章を豊かにするためにも、言葉をもっと知りたいと思いました。たくさん知って、使って、覚えて行きたいです。
自分だけのテーマでどう表現するか
・自分の日記にお題を付けてみる
・すごいを表現する時「すごい」をこれまで見てきたことの中で似ている表現で書いてみる
・状況と似ている言葉の共通点を探す
何と似ているか→どこが似ているかと考えて行き、キーワードを見付ける。
そこで見付かったキーワードをもとに、自分なりのテーマを見付けて文を書く。
何と似ているか・どこが似ているかは、納得するまでとことんまで考えること。
・表現は剣、テーマは地図
ボキャブラリーやスローモーション表現は自分のダンジョンを冒険するための剣。剣があれば、何も恐れるものはない。
似ているものは地図、自分の進むべき方向を示してくれる。
▶日記を書く時にその日の出来事をダラダラ書いてしまうので、日記にテーマを持たすのは良い考えだなと思いました。キーワードやテーマを見付けるのは時間がかかりそうですが、見付かったらより良い日記が書けそうですね。
その他にも
・授業のノートは未来の自分のために書く。黒板のコピペでは見返しても分かりにくいことがある。
・誤読の余地をへらすこと。
何かを伝える時にはシンプルである事が大事。
一つの文に一つのメッセージで。
シンプルな言葉でまっすぐ伝えると良い。
などなど。今回は表現をより良くしていくには、という話がたくさん聞けました。
自分を冒険するうえでの剣と地図を手に入れたタコジロー君。
タコジロー君の日記を追いながら、物語は進みます。タコジロー君が少しずつ前を向いて進んでいく姿は元気をもらえます。
タコジロー君の周りにも少しずつ変化が起きているようです。さてさて、どうなるやら。
今日はここまで。
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